聖書を読む 「アンソロジー」

※私はミッションスクール出身ですが洗礼を受けていません(信徒でない)、 あくまで文学・歴史書として読んだ場合の個人的な感想です。基本的に信徒以外の方に向けて書いております。

聖書には何が書かれている?


やはり、先ずはザックリと内容が知りたいですよね。
他の記事でも書きましたが、聖書を読むには非常に時間がかかります。
どんな内容かも知らないのに「よし!読もう!」となる人はなかなかいないと思います。

「アダムとイブ」や「ノアの箱舟」、「キリストの磔刑」や「最後の審判」などの、物語が書かれている書物というのが一般的な認識で、他には「悪魔を追い払う呪文など聖なる言葉が書かれている本」の様なイメージを持っている方もいるかもしれません。

確かに、北欧神話の「エッダ」のように物語が書かれている部分もありますし、過去には「悪魔祓い」に聖書の言葉を利用していた時期もあったので、上記の様な理解でも間違いではありません。



聖書はアンソロジー?


しかし、聖書の内容について様々なイメージが流布しているのはなぜなのでしょうか?
聖書の理解を複雑にしている原因の一つに、聖書は「○○さんが書いた一冊の本」ではなく「複数の書物の集合体」である事が影響していると思われます。

上記で触れた物語の部分以外にも、歴史書や手紙や詩編(日本だと万葉集や百人一首とかが近いでしょうか)等の様々な形式の書物が聖書には収められているのです。

収められている書物の中でも「旧約聖書」と「新約聖書」の二つは特に有名ですが、
この「旧約聖書」は約39巻、「新約聖書」は約27巻ほどの書物が集まってできていますので、
聖書を全て読破する場合、約66巻程の書物を読む事になるのです。
「なるほど、だから読んだ部分によって皆違う印象を持ったのか」と思っていただけたのではないでしょうか?

因みに、ここで約〇巻と書いたのは、聖書自体にも種類があり収められている巻数が異なる事がある為です。※別記事参照



聖書は神との契約の書?


聖書には大きな分類として「旧約」と「新約」がある事をお伝えしましたが、
先ずは、この名前の意味から内容を考察してみましょう。

「新約」の名前の由来は、もともと初代協会がキリスト教を布教する際に「これは新しい契約です」と言った具合に布教活動を行って行ったからだと言われていますが、
この「契約」の相手は誰なのでしょうか?神でしょうか?
そうするとキリスト教という宗教は「神との契約」を守る事を目的とする宗教なのでしょうか?
そして「新しい」と言うからには、当時の世界には「古い契約」に従っていた人たちがいたという事でしょうか?

どうでしょう、聖書を読んで謎を解いてみたくなりませんか?
幸い今の時代では聖書は万人に開かれています。
このような事から興味を持ち読み始めるのも良いのではないでしょうか。



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おぼさりてい

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歴史・経済に興味有り

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